50代になって筋トレを始めようと思ったとき、迷うことのひとつが「ジムに通うか、自宅でトレーニングするか」ではないでしょうか。
ジムにはさまざまなトレーニングマシンがあり、運動に集中できる環境が整っています。一方、自宅での筋トレなら、好きな時間に自分のペースで取り組めます。
ぼくも最初はジムに通っていましたが、現在は自宅での筋トレが中心です。
両方を経験して感じたのは、ジムと自宅にはそれぞれ違ったよさがあるということ。どちらが優れているかというより、自分の生活や性格に合っているかどうかが大切だと感じています。
今回は、50代から筋トレを始めたぼくの経験をもとに、ジムと自宅でのトレーニングのメリット・デメリットを比較していきます。
50代のジムトレーニング|設備が充実しているのが魅力
ジムの大きな魅力は、さまざまなトレーニングマシンを利用できることです。
胸や背中、脚など、鍛えたい部位に合わせてマシンを選べるため、自宅にたくさんの器具をそろえる必要がありません。
ぼくも筋トレを始めたころはジムに通っていました。
実際に利用して感じたメリットとデメリットを紹介します。
ジムトレのメリット
1.さまざまなトレーニングマシンを使える
ジムには、鍛えたい部位や目的に合わせたトレーニングマシンが用意されています。
自宅で同じような環境を整えようとすると、器具を購入する費用だけでなく、設置するスペースも必要です。
その点、ジムなら月会費などを支払うことで、複数のマシンを利用できます。
筋トレを始めたばかりで、どんなトレーニングが自分に合っているのか試してみたい人にとって、設備が充実しているのは大きな魅力です。
2.周りの人から刺激を受けられる
ジムでは、ほかの人がトレーニングに取り組んでいる姿を目にします。
黙々と体を動かしている人や、継続して通っている人を見ると、自分も頑張ろうという気持ちになることがあります。
ひとりではなかなかやる気が出ない日でも、ジムに足を運ぶことで運動するきっかけをつくりやすくなるかもしれません。
自宅ではつい気が緩んでしまう人にとって、運動するための場所があることは、継続を後押しする要素になりそうです。
3.スタッフに相談できる
ジムによっては、スタッフにマシンの使い方やトレーニング方法について相談できます。
筋トレを始めたばかりのころは、どんな運動をすればいいのか、マシンをどう使えばいいのか、わからないこともあるでしょう。
そんなとき、相談できる環境があるのは心強いものです。
ただし、スタッフによる指導や相談の範囲は施設や契約内容によって異なります。必要なサポートを受けられるかどうか、入会前に確認しておくと安心です。
ジムトレのデメリット
1.毎月の会費がかかる
ジムに通うには、月会費などの費用がかかります。
継続して利用できれば納得しやすい出費ですが、仕事が忙しくなったり、通う頻度が減ったりすると、負担に感じることもあります。
50代になると、日々の生活費や将来への備えも気になるところです。
筋トレにかけられる予算を考えながら、無理なく通い続けられる施設を選びたいですね。
2.通うこと自体が面倒になる
ジムまでの移動時間も、考えておきたいポイントです。
仕事が終わって疲れているときや、天気が悪い日などは、出かけること自体が面倒に感じることがあります。
トレーニングを始める前に、着替えて移動するというひと手間が必要になるわけです。
自宅から近いジムを選ぶなど、通いやすさも継続を考えるうえで大切な要素だと思います。
3.使いたいマシンを自由に使えないことがある
ぼくがジムに通っていたとき、気になったのがマシンの待ち時間でした。
使いたいマシンがほかの人に使われていると、空くまで待たなければなりません。
その日の予定に合わせてトレーニングを進めたいと思っていても、思いどおりにいかないことがあります。
もちろん、混雑状況はジムや時間帯によって違います。
ただ、ぼくにとっては、自分のペースでトレーニングを進められないことが、少しずつストレスになっていきました。
50代の家トレ|好きな時間に運動できる自由さ
ジムを辞めたあと、ぼくは自宅でのトレーニングを中心にするようになりました。
最初は腕立て伏せや腹筋ローラーなど、身近な運動からスタート。その後、可変式ダンベルやトレーニングチューブなどを少しずつそろえ、現在の家トレにつながっています。
実際に自宅で筋トレを続けて感じたメリットとデメリットを紹介します。
家トレのメリット
1.自分の好きな時間にトレーニングできる
家トレのいちばんの魅力は、時間の自由さです。
仕事から帰ったあとでも、休日の空いた時間でも、自分の都合に合わせて体を動かせます。
ジムの営業時間や移動時間を気にする必要もありません。
予定どおりにトレーニングできなかったとしても、別の時間に取り組めます。
ぼくの場合、この自由さが家トレを続けやすくしてくれました。
仕事や日常生活の予定が変わりやすい人にとっても、自宅で運動できる環境は便利だと思います。
2.周りと比べずに取り組める
自宅なら、ほかの人のトレーニングを気にする必要がありません。
自分の体力やその日の調子に合わせて、無理のない範囲で取り組めます。
筋トレの目的は人それぞれです。
大きな筋肉をつけたい人もいれば、年齢を重ねても元気に動ける体を維持したい人もいます。
ぼくは後者なので、誰かと競うよりも、自分の体と向き合える環境が合っていました。
周りの目を気にせず、自分のペースで続けられることも、家トレの魅力のひとつです。
3.月会費をかけずに続けられる
家トレは、腕立て伏せやスクワットなどの自重トレーニングから始められます。
最初から高価な器具を購入する必要はありません。
必要に応じてダンベルやトレーニングチューブなどを買い足していけば、少しずつトレーニングの幅を広げられます。
器具の購入費はかかりますが、ジムのような月会費は基本的に不要です。
ただし、購入する器具の種類や量によって費用は変わります。まずは手持ちの道具や自重トレーニングから始め、自分に必要なものを見極めると出費を抑えやすくなります。
家トレのデメリット
1.自分から始める必要がある
家トレは時間の自由度が高い反面、自分から始めなければなりません。
ジムなら、そこまで足を運ぶことで気持ちを切り替えやすくなります。
一方、自宅では仕事から帰ってソファに座ると、そのまま動きたくなくなることもあります。
ぼくも、いつでもトレーニングできる環境だからこそ、始めるタイミングを自分で決める必要があると感じています。
そんなときは、最初から長時間のトレーニングを考えず、短い時間から始めてみるのもひとつの方法です。
たとえば、トレーニングする時間をあらかじめ決めておく。あるいは、まずは短いメニューから始めてみる。
自分なりのきっかけをつくっておくと、取り組みやすくなると思います。
2.トレーニング用品をそろえる費用がかかる
自宅で筋トレを続けていると、使える器具を増やしたくなることがあります。
ぼくも、最初は身近な運動から始めましたが、その後、可変式ダンベルやトレーニングチューブなどを買い足してきました。
器具を購入すれば、月会費を払わずに使い続けられます。ただし、最初にまとまった費用がかかることもあります。
最初からすべてをそろえようとせず、自分のトレーニングに必要なものから購入すると、出費を抑えやすくなります。
3.トレーニングするスペースが必要
自宅でダンベルなどを使う場合は、保管場所を確保しなければなりません。
運動するときにも、器具を安全に扱えるスペースが必要です。
部屋が狭い場合は、大きなトレーニング器具を置くのが難しいこともあります。
自重トレーニングや収納しやすいチューブなどから始めれば、限られたスペースでも取り組みやすくなります。
自宅の広さや生活環境に合わせて、無理なく続けられる方法を考えてみましょう。
ジムと家トレを比較|50代にはどちらが向いている?
ここまで紹介してきた特徴を、比較表にまとめました。
| 比較項目 | ジムトレ | 家トレ |
|---|---|---|
| 設備 | さまざまなマシンを利用できる | 必要な器具を自分で用意する |
| 費用 | 月会費などがかかる | 器具の購入費などがかかる |
| 時間 | 営業時間や移動時間の影響を受ける | 自分の都合に合わせやすい |
| 環境 | 周りから刺激を受けられる | 自分のペースで取り組める |
| 継続のきっかけ | 通うことで気持ちを切り替えやすい | 自分で習慣をつくる必要がある |
| スペース | 自宅に大きな器具を置かなくてよい | 器具の保管場所などが必要な場合がある |
比較してみると、ジムと家トレには、それぞれ異なる特徴があることがわかります。
ジムが向いていそうな人
- さまざまなトレーニングマシンを使いたい
- 運動する場所を自宅と分けたい
- 周りの人から刺激を受けたい
- スタッフに相談できる環境がほしい
家トレが向いていそうな人
- 移動時間を減らしたい
- 自分の都合に合わせて運動したい
- 周りを気にせず取り組みたい
- 月々の固定費を抑えたい
もちろん、最初からどちらか一方に決める必要はありません。
ジムでトレーニングを経験してから自宅に切り替える方法もあれば、自宅で始めて、必要に応じてジムを利用する方法もあります。
大切なのは、どちらが優れているかではなく、自分の生活に合った環境を選ぶことだと思います。
ぼくがジムを辞めて家トレを選んだ理由
ぼくの場合、ジムに通ったことが無駄だったとは思っていません。
むしろ、筋トレを始めるきっかけになり、運動する習慣を身につけることができました。
ただ、通い続けるうちに、使いたいマシンが空くのを待ったり、予定どおりにトレーニングを進められなかったりすることが気になるようになりました。
こうした小さなストレスが積み重なったことが、ジムを辞める理由のひとつになりました。
その後、自宅でのトレーニングに切り替え、必要な用品を少しずつそろえていきました。
最初から大きな器具を購入したわけではありません。身近な運動から始め、自分に必要だと感じたものを買い足してきました。
現在は、仕事の予定やその日の気分に合わせて、トレーニングの時間を調整できることを楽しんでいます。
もちろん、家トレにも自分から始めなければならない難しさはあります。それでも、自分に合った環境を見つけられたことで、以前より気楽に筋トレを続けられるようになりました。
実際に両方を経験したからこそ、ジムと家トレのどちらがいいかは、人によって違うのだと感じています。
まとめ|50代の筋トレは自分に合った方法で
50代から筋トレを始めるなら、ジムにも家トレにも、それぞれのよさがあります。
ジムには、設備の充実や周りから刺激を受けられる魅力があります。
家トレには、時間を自由に使い、自分のペースで取り組める魅力があります。
ぼくは両方を経験したうえで、現在は家トレを選んでいます。
それはジムが悪かったからではなく、自分の生活や性格に、家トレの自由さが合っていたからです。
もし筋トレを始めたいと思いながら迷っているなら、近くのジムを見学してみるのもひとつの方法です。
まずは費用をかけずに始めたいなら、自宅で腕立て伏せやスクワットなどに取り組んでみる方法もあります。
最初から完璧な環境を整える必要はありません。
ジムから始めても、自宅でできる運動から始めてもいい。
大切なのは、自分に合った方法を見つけ、無理のない範囲で続けていくこと。
50代からの筋トレも、そんな気軽な一歩から始めてみてはいかがでしょうか。
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