布団に入った。
今日は早めに寝よう。
そう思って布団をかぶる。
でも、足元がなんとなく冷たい。
布団をもう一枚かける。
すると今度は少し暑い。
寝返りを打つ。
それでも、なかなか眠れない。
「夏は暑くて眠れなかったけど、冬も眠れないのか。」
そんなことを思った夜があった。
冬は静かで、夏ほど寝苦しくない。
だから、冬のほうが眠りやすいと思っていた。
でも実際には、寒さが気になって眠れない夜もある。
手足が冷えている。
布団に入っても、なかなか温まらない。
朝方になると、さらに冷え込む。
そんな夜は、眠ろうとするほど寒さが気になってしまう。
そして時計を見る。
「まだこんな時間か。」
そう思うと、今度は眠れないことまで気になってくる。
でも、少し考えてみた。
冬の夜には、夏とは違う眠りにくさがあるのかもしれない。
50代になると、以前より寒さが気になるようになったと感じることもある。
若い頃は、多少寒くてもそのまま眠れていた。
冬でも、それほど気にしていなかった。
でも今は、手足の冷えや朝方の寒さが気になる。
昔と同じ環境にしているのに、なんとなく落ち着かない。
そんな変化があっても、不思議ではないのだと思う。
だから、昔の自分と比べなくてもいい。
「前はこれで眠れたのに。」
そう思っても、今の自分には今の眠り方がある。
寒ければ、布団を少し調整する。
足元が冷えるなら、そこを少し暖かくする。
寝室が冷えすぎていると感じたら、寝る前に環境を整えてみる。
それだけでもいい。
何か特別なことをしなければいけないわけではない。
そして、眠れない夜があったとしても、
「寒かったから眠れなかった。」
と決めつけなくてもいいのかもしれない。
仕事のことを考えていたのかもしれない。
昼間の疲れが残っていたのかもしれない。
たまたま眠りが浅い夜だったのかもしれない。
寒さは、その中の一つだっただけかもしれない。
だからこそ、
「冬だから眠れない。」
と考えすぎないようにしたい。
冬の夜は、夏とは違う。
部屋の温度も、布団の感覚も、朝の空気も違う。
毎日同じように眠れるほうが、難しいのかもしれない。
眠れない夜があったからといって、自分の睡眠が悪くなったと決めなくてもいい。
ただ、その日は少し眠りにくい夜だった。
それくらいに考えてもいいのだと思う。
今では、冬の夜に布団へ入るとき、
「今日は絶対にぐっすり眠ろう。」
とは、あまり考えないようにしている。
「今日は少し暖かくしてみよう。」
「寒かったら、また調整すればいい。」
そのくらいでいい。
眠れれば、それでいい。
なかなか眠れなくても、
「明日は少し環境を変えてみよう。」
と思えれば、それで十分なのかもしれない。
50代の冬は、若い頃と同じようにはいかないこともある。
だからこそ、昔の自分に合わせるのではなく、今の自分が少しでも過ごしやすい環境を探していけばいい。
寒かった夜も。
眠れなかった夜も。
布団の中で何度も寝返りを打った夜も。
それも全部、今の自分の暮らしの一部なのだと思う。
明日は、今日より少し暖かくできるかもしれない。
少し眠りやすくなるかもしれない。
そんなくらいでいいのかもしれない。
冬の睡眠環境について、もう少し詳しく知りたい方へ。
寒い季節に寝室の温度をどう考えるか、暖房や寝具との付き合い方など、50代が冬の夜を少しでも過ごしやすくするための睡眠環境について整理した記事も書いています。
睡眠の悩みは、そのときの体調や生活習慣によっても変わります。
「自分の場合はどうなんだろう」と感じた方は、ほかの睡眠の悩みや、無理なく取り入れられる睡眠習慣についてもまとめています。
50代の睡眠習慣まとめでは、眠りの悩みから日々の睡眠習慣まで、気になるテーマをまとめて紹介しています。
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