はじめに
平日は仕事や家事で忙しく、睡眠時間が足りないと感じる日も少なくありません。
だから休日くらいは思い切り眠ろう。
そう思って目覚ましをかけずに寝たものの、起きたあとも何となく体が重い。
長く寝たはずなのに疲れが取れた感じがしない。
そんな経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
50代になると、「長く寝れば元気になる」という感覚が少しずつ変わってくることがあります。
もちろん十分な睡眠は大切ですが、睡眠は時間だけで決まるものではないともいわれています。
今回は、休日に寝だめをしても疲れが取れないと感じる理由や、50代の睡眠リズムとの付き合い方について、無理のない範囲で整理してみます。
休日に長く寝ても疲れが取れないのはなぜ?
私たちの体は、毎日の起きる時間や寝る時間に合わせて生活リズムを作っています。
休日だけ何時間も長く眠ると、体内リズムが少しずつずれてしまうことがあります。
月曜日になると朝がつらい。
休んだはずなのに体が重い。
そんな感覚につながる人もいるようです。
また、50代では年齢とともに睡眠そのものが少しずつ変化していくといわれています。
若い頃のように何時間も続けて眠ることが難しくなったり、睡眠の質が変わったりすることもあります。
そのため、「睡眠時間を増やせば疲れが全部取れる」というわけではないのかもしれません。
休日の寝だめに効果はある?
「寝だめは意味がない」という言葉を聞くことがあります。
実際には、短期間の睡眠不足を少し補うことはある程度期待できるとも考えられています。
一方で、平日に不足した睡眠を休日だけで完全に取り戻すことは難しいともいわれています。
そのため、次のように考えると分かりやすいかもしれません。
- 休日に少し長く眠ること自体が悪いわけではない
- ただし、それだけで睡眠不足がすべて解消するとは限らない
大切なのは、寝だめをすることよりも、毎日の睡眠リズムをできるだけ大きく崩さないことだと考えられています。
休日は睡眠リズムを大きく崩さないことがポイント
休日だからといって、平日より何時間も遅く起きるよりは、少しだけゆっくり起きるくらいが体には合う人もいます。
朝起きたらカーテンを開けて光を浴びる。
軽く散歩をする。
朝食をゆっくり食べる。
そんな何気ない習慣が、体内リズムを整えるきっかけになることもあります。
もちろん、疲れがたまっている日はしっかり休むことも大切です。
「休日なのだから早起きしなければ」と無理をする必要はありません。
大切なのは、自分の体調に合わせながら、生活リズムが大きく崩れない範囲で過ごしてみることかもしれません。
「疲れが取れない=睡眠不足」とは限らない
休日にたくさん眠っても疲れが残ると、
「もっと寝なければ」
と思ってしまうことがあります。
ですが、疲れの感じ方には睡眠だけでなく、運動不足やストレス、気持ちの緊張、生活リズムなど、さまざまな要素が関係していることがあります。
睡眠時間だけに意識を向けるより、
「最近あまり体を動かしていないな」
「気持ちが張りつめていたかもしれない」
そんなふうに生活全体を振り返ってみると、新しい気づきがあることもあります。
睡眠は「寝だめ」より毎日の積み重ね
私自身も、休日は長く眠れば元気になれると思っていた時期がありました。
ですが実際には、昼近くまで眠った日は夜になかなか寝つけず、翌週までリズムが乱れてしまうこともありました。
もちろん人それぞれですが、最近は**「たくさん寝る日」を作るよりも、毎日の睡眠を少しずつ整えること**のほうが、自分には合っているように感じています。
睡眠は、一晩だけで決まるものではありません。
数日、あるいは一週間くらいの流れで考えてみると、少し気持ちが楽になることもあります。
まとめ
休日に寝だめをしても疲れが取れないと感じることは、50代では珍しいことではありません。
睡眠時間だけでなく、睡眠リズムや生活習慣、年齢による変化など、さまざまな要因が関係していると考えられています。
休日に少し長く眠ることが悪いわけではありません。
ただ、「長く寝ればすべて解決する」と考えるよりも、毎日のリズムを少しずつ整えていくほうが、自分に合う人もいるかもしれません。
まずは、休日の起床時間を平日より1〜2時間程度の違いに収めることから始めてみるのも一つの方法です。
眠りは毎日同じではありません。
休日も、自分の体調と相談しながら、無理のないペースで過ごしていければ十分なのではないでしょうか。
休日の寝だめについて整理してきました。
ただ、長く眠っても疲れが取れない朝は、睡眠時間だけでは説明できない気持ちが残ることもあります。
「もっと眠れば元気になれる」と思っていた朝。
休んだはずなのに、どこか満たされなかった休日。
そんな気持ちに寄り添った記事も書いています。
▶ 休日なのに疲れが取れない朝に|長く眠っても満たされなかった日

