毎年の楽しみ、久しぶりの沼津一泊旅行
三連休を利用して、久しぶりに沼津へ一泊旅行に出かけた。
空には雲がちらほら浮かんでいたが、天気は上々。毎年この季節になると、自然と沼津へ足が向く。
旅の目的は二つある。
ひとつは沼津港で味わう海鮮丼。もうひとつは、毎年通っているお気に入りのうなぎ屋で食べるうな重だ。
どちらも決して安くはない。それでも年に一度だけの楽しみと決めている、自分にとっての夏の恒例行事である。
ただ、去年は泊まりで来ることができなかった。
仕事の悩みで気持ちに余裕がなく、旅行を楽しむどころではなかったからだ。その頃からブログを書き始め、自分の思いを少しずつ文章にしてきた。
一年が過ぎ、二つのブログも少しずつ形になってきた。
だから今年、こうしてまた沼津に泊まりで来られたことが素直にうれしかった。
普通列車の対面シートに座り、窓の外を眺める。後方車両だったこともあり車内は空いていて、とても快適だった。
旅行は、目的地へ着くまでの時間も楽しい。
熱海までの景色を眺めながら、ゆっくり旅気分を味わった。
海鮮丼と駿河湾に癒やされる時間
熱海で浜松方面の列車へ乗り換える。
熱海から沼津まではSuicaが利用できない区間があるため、自分は最初から紙の切符を購入している。そのほうが途中で慌てることもなく、一番気楽だ。
二十分ほどで沼津駅へ到着。
駅前には通勤途中の人や買い物へ向かう人が歩いていて、観光地というより暮らしのある街という印象を受ける。
何度も歩いている道を通り、沼津港へ向かった。
最初は遠く感じていた道も、今ではあっという間に感じる。
港へ着くと、お目当ての店で海鮮丼と味噌汁を注文した。
新鮮な魚を味わい、あっという間に完食する。
食後は千本松方面へ向かい、堤防沿いをゆっくり歩いた。
青く広がる駿河湾を眺めていると、普段抱えている悩みが少しだけ小さく思えてくる。
海には、不思議な力がある。
久しぶりの宿泊と、いつものうな重
港をあとにして駅方面へ戻り、久しぶりにキン肉マンミュージアムへ立ち寄った。
三度目ともなると驚きは少ないが、実物大フィギュアの迫力は何度見ても圧倒される。
そのあと狩野川沿いを歩き、宿泊先のホテルへ向かった。
今回は最上階の部屋だった。
窓からは駿河湾と沼津の街並み、その反対側には静かな山々が広がる。
海の街という印象が強い沼津だが、山の存在もまたこの街の魅力なのだと改めて感じた。
ベッドで少し休んでいると、いつの間にか夕方になっていた。
支度をして、毎年通っているうなぎ屋へ向かう。
沼津に泊まりで来るのは久しぶりだ。
去年は泊まりで旅行を楽しむ気持ちになれなかった。
だから今年、こうして宿を取り、いつもの店でうな重を味わえることが何よりもうれしかった。
香ばしく焼き上げられたうなぎをゆっくり味わい、ホテルへ戻る。
風呂に入り、冷えたビールで一日を締めくくる。
何もしない時間こそ、最高の贅沢だった。
朝のびゅーおで見た景色
翌朝は午前四時半に目が覚めた。
普段より早いのに、不思議なくらい頭はすっきりしている。
身支度を整え、ホテルを出てびゅーおへ向かった。
朝からよく晴れていて、歩く足取りも自然と軽くなる。
展望台へ上がると、目の前には駿河湾が大きく広がっていた。
どこまでも続く青い海。
反対側へ目を向けると、山の向こうから富士山が美しく姿を見せている。
やはり富士山を見ると、少し得をした気分になる。
館内にあるトリックアートも久しぶりに楽しんだ。
ここへ来るのは何回目だろう。
毎回、「今日は行かなくてもいいかな」と思いながら、結局足が向いてしまう。
何度訪れても飽きない場所なのだ。
満足するまで景色を眺め、びゅーおをあとにした。
また来年も、この街へ
びゅーおを出たあとは、狩野川沿いを歩きながら沼津駅へ向かった。
朝の川沿いはとても静かで心地よい。
風を感じながら何も考えずに歩いていると、気がつけば駅を通り過ぎてしまっていた。
思わず笑いながら引き返す。
駅ビルのカフェでコーヒーを飲み、旅の最後の時間をゆっくり過ごした。
いよいよ帰りの列車へ乗る。
帰りたくない。
そんな気持ちになる旅は、きっと良い旅なのだろう。
去年は泊まりで来ることができなかった。
でも今年は、海鮮丼を味わい、うな重を食べ、美しい海と富士山を眺め、何もしない時間を楽しむことができた。
特別なことは何もしていない。
それでも心は十分に満たされていた。
帰りの車窓には、来るときと同じ景色が流れている。
それなのに、少しだけ違って見えた。
景色が変わったのではない。
変わったのは、自分の気持ちだったのだと思う。
また来年も、この街へ。
そう心の中でつぶやきながら、列車はゆっくりと日常へ向かって走り始めた。
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※この記事の本文は筆者が執筆した実体験・感想をもとにしており、読みやすさ・構成の整理のため、AIによる文章補助を一部使用しています。
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