👤はじめに
こんにちは、50代おっさんの「ぼく」です。
人生の折り返し地点をとうに過ぎて、最近よくこんなことを考えるようになりました。
「このまま、どうなっていくんだろう……」
「老後って、自分にとってどんなものになるんだろう……」
若いころにはあまり意識しなかったことが、今ではふとした瞬間に頭をよぎります。
今日はそんな思いを、少しだけ正直に書いてみようと思います。
50代になって感じる将来への不安
50代を迎えてからというもの、朝起きてふとした瞬間に「この先どうなるんだろう」と考えることが増えました。
若いころには想像もしなかった不安が、今では当たり前のように心の中に居座っています。
仕事はこのまま続けられるのでしょうか。
体力は確実に落ちていますし、気力も以前のようには湧いてきません。独身で生きてきたからこそ、頼れる人がいない現実が余計に重く感じられます。
独身・低収入・貯金なしの現実
低収入・貯金無し
もうひとつ、50代独身男性にとって大きなテーマは「お金」と「孤独」です。
私は現在、独身で一人暮らしです。
これまで（そしておそらくこれからも）結婚の経験はなく、収入は低く、貯金もわずかしかありません。
正直に言えば、生活は常にギリギリです。
大きな出費があればたちまち不安定になり、将来への安心感などほとんど持てていません。
年金だけで暮らしていけるのでしょうか。
現役時代に十分な貯金を作れるのでしょうか。
将来への不安は、数字と向き合えば向き合うほど大きくなっていきます。
孤独の不安
そしてもうひとつは、孤独の問題です。
もし病気になったら誰が助けてくれるのでしょうか。入院や介護が必要になったとき、支えてくれる人がいない不安は、想像以上に重くのしかかります。
テレビやネットで「孤独死」という言葉を目にすると、他人事ではなく自分の未来と直結しているように感じます。暗いイメージが頭をよぎり、気分が沈むこともあります。
同年代の友人の多くは家庭を持ち、子どもが成長して就職した、という話を耳にします。
年賀状やSNSで流れてくる「幸せそうな日常」を目にするたびに、「自分はどこで道を間違えたのだろう」と考えてしまいます。
もちろん、比べても仕方がないことは理解しています。
それでも、比べてしまうのが人間なのかもしれません。
これが、私の“現実”です。
💼「仕事を辞めたい」という思い
正直に言えば、「もう限界かもしれない」と思う朝は少なくありません。
身体は重く、心も前に進もうとしない。会社に行きたくない、誰とも話したくない──そんな日が続くこともあります。
転職したい気持ちはあるものの、50代からの転職は容易ではありません。
経験やスキルを評価してくれる職場はほんの一握りであり、年齢だけで門前払いされることもあります。
現実的に選べるのは、体力勝負の仕事か、清掃や警備といった単純労働です。
それはそれで立派な仕事だと頭では理解していますが、「自分の人生、これでいいのだろうか」と問いかけてしまう瞬間があります。
仕事そのものが嫌いなわけではありません。
ただ、会社の空気や雰囲気が、どうしても自分には合わないのです。
同じ作業でも、誰かにとっては「やりがい」なのかもしれません。
けれどぼくにとっては、毎日少しずつ心をすり減らす時間になってしまうのです。
「なんか違うな……」
そう直感的に感じてきました。
それははっきりと言葉にできるものではありません。
しかし確かに、ずっと胸の奥で鳴り続けているのです。
😢出勤の朝、涙が出るときもある
この違和感を抱え続けた結果、
出勤日の朝になると涙がこぼれることがありました。
布団から出た瞬間に、体が重くて動かない。
玄関の扉を開ける直前、無意識にため息が漏れる。
電車に揺られているとき、窓に映る自分の顔がとても疲れて見える。
「行きたくない…」
そんな気持ちを押し殺して、気持ちを奮い立たせて家を出る。
でも同時に、頭の片隅で考えてしまうんです。
「この先も、ずっとこの状態が続くのか？」
そう思うと、本当にしんどくなる。
仕事に向かう足取りは重く、胸は締めつけられるようでした。
🚴♂️それでも、まだ頑張れる理由
それでも、私には支えがあります。
こうして感情を言葉にすることができています。
そして、大好きなサイクリングという趣味を続けられています。
もし心が完全に折れてしまっていたら、
文字を綴ることも、自転車にまたがることもできなかったはずです。
坂道を登るときの息苦しさ。
しかし、その先に広がる景色を目にした瞬間に得られる達成感。
それが、私に「まだやれる」と思わせてくれるのです。
自転車は、ただの移動手段ではありません。
私にとっては「前に進める自分」を確かめさせてくれる存在なのです。
そんな毎日の中でも、私は小さな希望を見つけるようにしています。
たとえば、自転車に乗って風を感じる時間。サイクリングは体を動かすだけでなく、心のリフレッシュにもつながります。自然の景色に触れながらペダルを回していると、仕事の悩みや将来の不安が少しだけ遠のいていくのです。
また、誰かに話すことも大切です。
友人でも、ネットで繋がった人でも構いません。「実はこんなことで悩んでいる」と口にするだけで、気持ちが軽くなることがあります。
そして何より、「同じように悩んでいる人がいる」と思えるだけで、孤独は少し和らぎます。インターネットやブログを通じて、同じ世代の声に触れることが、今の私にとって大きな救いになっています。
🎵「どんなときも。」が支えてくれた言葉
そんなとき、頭に浮かんできたのが――
「消えたいくらい辛い気持ちかかえていても
鏡の前笑ってみる まだ平気みたいだよ」
槇原敬之さんの名曲『どんなときも。』の一節です。
学生時代、そして社会人になってからも、
何度もこの歌に励まされてきました。
「まだ大丈夫だよ」
「お前はお前のままでいいんだよ」
歌詞から、そんな声をかけられているようで。
今のぼくにとっても、変わらず心の支えになっています。
読者へのメッセージ
もし、この記事を読んでいるあなたが「この先どうなるんだろう」と不安に思っているのであれば、それはぼくだけではなく、あなたも同じ仲間です。
将来のことを考えると、暗い気持ちになるのは自然なことだと思います。
でも、不安を言葉にして共有するだけで少しは楽になるはずです。
50代だからこそ、まだできることはきっとあります。
趣味を持つこと、人と繋がること、自分のペースで生き方を見直すこと。大きな一歩ではなくても、小さな一歩を積み重ねることが大切なのだと思います。
ぼくも迷いながら、こうして言葉を残しています。
もしこの文章が、あなたの気持ちを少しでも軽くするきっかけになれば嬉しいです。
まとめ
50代独身で働き続けることの不安は、きっと多くの人が抱えているものだと思います。
老後の生活、健康、孤独──考えれば考えるほど重くなるテーマですが、それでも日々の小さな希望を見つけながら前を向いていくしかありません。
「この先どうなるんだろう」
そんな問いを抱えながらも、同じ時代を生きる仲間と共に進んでいきたいと思います。
この先、私が仕事を続けるのか、
それとも辞めることを選ぶのか──まだわかりません。
でも今は、もう少しだけ頑張ってみようと思っています。
そんな気持ちを、ここに記しておきたくて。
もしこの記事を読んで、
「わかるよ」
そう思ってくださる方がいたら、
それだけで本当に救われます。
私と同じように、
泣きながら朝を迎えたことがある人。
自分の将来に不安を抱えながらも、なんとか日々をしのいでいる人。
そういう誰かに、少しでも届けば──。
この文章は、無駄ではなかったと思えるのです。
……不安も希望も、今を生きる力に変えられる。
そう思えたことが、前を向く理由になりました。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
💬 コメント欄で、あなたの想いも教えてください。
🍵 今日も本当に、お疲れさまでした。
※この記事の本文は筆者が執筆した実体験・感想をもとにしており、読みやすさ・構成の整理のため、AIによる文章補助を一部使用しています。
内容に関する最終的な責任は筆者にありますが、文脈や表現の一部にAI由来の再構成が含まれる可能性があることをご了承ください。
