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🌿暑くなってくると、自転車で遠くへ行きたくなる|Calm-Strength

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Calm-Strength(日常の小さな癒しシリーズ)

家にいる予定だった午後

休みの日の午後。

本当は家でのんびり過ごす予定だった。

少し疲れも残っていたし、無理に出かける理由もない。

コーヒーでも飲みながら、ゆっくりブログを書いて終わる休日でもよかった。

しかし、その日は朝から妙に天気がよかった。

窓を開けると空気がもう初夏の匂いで、じっとしているのがもったいなく感じる。

「これは走れるな」

そう思って、久しぶりに自転車で出かけることにした。

去年の秋から冬にかけては、寒さでほとんど遠出していなかった。

通勤では毎日乗っているが、“走りに行くための自転車”とは少し違う。

冬の間は、その代わりによく電車に乗った。

たまにしか乗らない路線に乗り、知らない駅で降りる。

特に目的もなく歩き回る、いわば“駅散歩”だ。

それはそれで楽しかった。

自転車は「流れていく景色」を見る乗り物だが、電車と徒歩は「止まっている景色」を見る時間でもある。

同じ街でも、移動手段が変わると見えるものが変わる。

そんなことを感じた冬だった。

ただ、気温が上がってくると話は別だ。

暑くなってくると、やはりペダルを回したくなる。

身体が勝手に「そろそろ走る季節だ」と思い出すのかもしれない。


法改正後、初めての長距離サイクリング

今年の遠出は、4月からの法改正後では初めてだった。

ニュースでもかなり話題になっていたので、少し気にはなっていた。

「車道を走るのが怖い」

そんな声をよく見かける。

これについては、自転車に乗る人間としてもよくわかる。

自分は比較的、車道を走ることに抵抗がない。

長年乗っているので慣れている部分もある。

しかし、小さい子どもを乗せて走る親御さんや、普段あまり乗らない人からしたら恐怖感があるのは当然だと思う。

横を車が通るだけでも緊張する。

特に交通量の多い道路では、その怖さはかなり大きい。

一方で、自転車側からすると、後ろにずっと車が張り付いているほうが怖いこともある。

「抜けるなら早く抜いてほしい」

そう思う場面は正直ある。

もちろん、追い抜き時のルールや安全確認は大切だ。

ただ、現場では理屈通りにいかない瞬間も多い。

だから結局、最後はお互いの“余裕”が大事になるのだと思う。

車も、自転車も、歩行者も。

「自分が正しい」だけで動き始めると危ない。

少しだけ相手を気にする。

たぶん交通って、その積み重ねで成り立っている。


久しぶりに走ると、やっぱり気持ちいい

久しぶりに長い距離を走ると、やはり気持ちがいい。

風を受けながら走っていると、頭の中に溜まっていたものが少しずつ抜けていく感覚がある。

考え事をしているようで、実は何も考えていない。

ただ前に進んでいるだけ。

それが心地いい。

途中、コンビニで水を買って休憩した。

汗ばんだ身体に、少し強めの日差し。

「ああ、今年もこの季節が来たな」

そんなことを思った。

若い頃みたいに無茶な走り方はもうしない。

距離もペースも、昔よりかなり穏やかになった。

でも、それでいいと思っている。

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まとめ|無理しないほうが、長く続く

50代になると、「長く続けられること」の価値が少しずつわかってくる。

速さより、継続。

気合いより、無理しないこと。

結局、そのほうが遠くまで行ける。

昔みたいに限界まで走ることは減った。

でも、季節を感じながら、自分のペースで走る時間は今のほうが好きかもしれない。

今年もまた、自転車の季節が始まった。

安全第一で、無理せず、楽しく。

そんな走り方を続けていけたらと思う。

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