
はじめに
鎌倉を出発し、国道1号を小田原方面へ進み、湘南平を目指すサイクリング。
片道約20km、2時間半ほどの行程で、最後は激坂ヒルクライムが待っています。
この記事では、実際に走ったルートや食事スポット、坂道攻略のコツなどを紹介。50代サイクリストの目線から「走ってみたい」と思える情報をまとめました。
サイクリング概要
- 出発地:鎌倉駅
- 目的地:湘南平(展望台)
- 距離:約45km(往復)
- 所要時間:半日程度
- 高低差:湘南平ふもとから一気に登坂(激坂あり)
- 立ち寄りスポット:なか卯(昼食)、湘南平展望台
- 天候:快晴・猛暑・気温30℃超
鎌倉から湘南平までのルート
湘南平は神奈川県平塚市に位置し、相模湾を一望できる人気の展望スポットです。標高は約180mと高くはありませんが、ふもとからの坂道は急勾配で、サイクリストにとってはちょっとしたヒルクライムの名所でもあります。
鎌倉から行く場合のおすすめルートは以下のとおり
・鎌倉駅 → 国道1号へ
鎌倉駅から市街地を抜け、藤沢方面へ進み国道1号に合流。車通りが多いため、安全走行を心がける。
・藤沢 → 茅ヶ崎 → 馬入橋
国道1号を西へ。茅ヶ崎を過ぎると道路が広がり、自転車専用レーンも整備されていて走りやすい。馬入橋では左手に相模湾が広がり、潮風を感じながら進める。
ぼくのプロフィール
50代。クロスバイク歴は数十年。
「体力より気合い」で走るタイプで、大の方向音痴。
それでも「目的地に着けば満足」というシンプルなスタイルで日々サイクリングを楽しんでいます。
坂は苦手ですが、挑戦すると達成感がクセになります。
🕗 午前中はブログ編集からスタート
休日の午前中は、すっかりブログ作成が日課になってきた。
記事の編集に集中していると、あっという間に時間が過ぎて、気がつけば11時過ぎ。
朝食を早めにとったのでお腹は空かず、昨日買っておいたパンケーキを軽く食べて小休止。
作業がひと段落ついたところで、窓の外を見ると快晴。
「せっかくだから走りに行こう」そう思い立ち、自転車置き場へ。
ルート選択──今日は山へ
「今日はどこへ行こうか?」
自分に問いかける。
前回は海沿いを走った。
だから今日は山だ。
考えた末に選んだ目的地は「湘南平」。
鎌倉駅から市街地を抜け、国道1号を小田原方面へ。
何度も走り慣れた道だが、青空と陽射しに背中を押されて、気持ちは軽い。
国道1号と自転車専用レーン
茅ヶ崎を過ぎると、道がぐっとひらけて走りやすくなります。
特に印象的だったのが「自転車専用レーン」。車もオートバイも歩行者も入れない、本当に“自転車だけ”の道です。
クロスバイク乗りにとってこれほど安心できる環境はありません。全国的にもっと普及してほしいと、心から思いました。

🍴 湘南平といえば「なか卯ランチ」
馬入橋を渡ると、左手に海が広がり、潮風を受けながらペダルを回す足も軽やかになります。
──と思った矢先、急にお腹が減ってきました。
そこで、ぼくにはいつもの習慣があります。
湘南平へ向かうときは、ふもとの「なか卯」で必ず昼食をとるのです。
横浜方面から訪れるサイクリストにとっても、この立地は覚えておいて損はない補給スポット。
真夏のライドでは、ここで水分と塩分をしっかりチャージしてから挑むのがおすすめです。
しっかり腹ごしらえをして、これから待ち受ける「激坂」に備えました。
湘南平ヒルクライム開始!
なか卯で腹ごしらえを済ませ、いよいよ湘南平のふもとへ。
ここからが本番です。クロスバイクのギアを一番軽くして、「前1、後ろ5」で挑みます。

看板を左に曲がった瞬間、いきなり激坂がスタート。
直進で勢いをつけられない分、初っ端からクネクネと続く坂が体力を奪います。
これが湘南平の厳しさを物語っていました。
そして、その先に待ち受けるのが「メイン激坂」(ぼくが勝手に命名)。
見上げるほどの直線の急坂で、立ち漕ぎで必死に進んでも、歩く人と変わらないほどのスピード。
それでも、一歩一歩──いや、一漕ぎ一漕ぎと前へ進みます。
写真では伝わりにくいかもしれませんが、実際に走るとその勾配の厳しさを全身で感じます。
しかし、このメイン激坂を乗り切ればあとは比較的楽。
右手に駐車場が見えてくれば、ゴールは目前です。

ゴール!湘南平の絶景
直線激坂を乗り越えると、不思議なことに残りの坂はむしろ楽に感じます。
最後の駐車場を抜けると、ついに湘南平のゴール地点へ到着。
石の看板前でクロスバイクを立てかけ、記念撮影を済ませてから展望台へ向かいました。

そこに広がっていたのは、東西南北一面の絶景。
平塚の街並み、相模湾、そして自分が走ってきた道のりが小さく見えます。
眼下にはさっきまで走ってきた道や街並み。
下界がちっぽけに見える瞬間、ここまで登ってきた苦労も吹き飛びます。




恋人たちが永遠の愛を誓って南京錠をかける「ainowa(あいのわ)」と、ベンチに座り、くつろぎながら景色を見渡せる「休憩スペース」も完備。


汗だくでたどり着いた分だけ、「来てよかった」と心から思える瞬間でした。
初めて行く人へのアドバイス
注意点
- 夏場は気温30℃超えの日が多いため、水分補給は必須
- 坂道は短いが激しい。クロスバイクなら軽いギア設定で無理せず走る
- 激坂区間では歩行者や車もいるため、安全第一
持ち物
- 水分(最低2本)
- 補給食(ゼリーやバナナ)
- 日焼け止め、アームカバー
- ワイヤーロック(展望台駐輪用)
ルート
- 自転車:鎌倉駅→国道1号→平塚→湘南平
- 電車+輪行:平塚駅から輪行し、ふもとから走るコースもおすすめ
まとめ
湘南平は、鎌倉からだと、片道30kmほどと距離は手頃ですが、最後に待ち受ける激坂は想像以上に手強く、挑戦しがいのあるスポットです。
クロスバイクでも挑戦可能で、登り切った先には達成感と展望台からの絶景が待っています。
今回のライドで感じたおすすめポイントを整理すると──
・国道1号の自転車専用レーンは快適で安心して走れる
・昼食は「なか卯」がおすすめ。ふもとにあり補給スポットとして最適
・展望台からの景色は一見の価値あり
休日にちょっとした達成感を味わうなら、湘南平サイクリングはまさに最適なルートです。
汗をかき、息を切らして、それでも登り切った先に広がる景色は、何度でも心を震わせてくれる。
──だからまた、自転車に乗りたくなる。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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※この記事の本文は筆者が執筆した実体験・感想をもとにしており、読みやすさ・構成の整理のため、AIによる文章補助を一部使用しています。
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