夜中にふと目が覚める。
部屋は静かだ。
時計を見ると午前3時過ぎ。
少しだけ迷ったあと、布団から出てトイレへ向かう。
戻ってきて再び横になる。
でも、今度はなかなか眠れない。
そんな夜が増えた気がする。
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若い頃は朝までぐっすり眠れていた。
一度寝たら、気づけば朝だった。
それが当たり前だった。
ところが50代になると、少しずつ変わってくる。
夜中に目が覚める。
トイレへ行く。
また眠る。
そんなことが特別ではなくなってくる。
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もちろん気になる。
「歳のせいなのかな」
「睡眠の質が落ちたのかな」
そんなことを考える夜もある。
でも不思議なことに、眠れない時間ほど余計なことを考えてしまう。
仕事のこと。
お金のこと。
家族のこと。
終わったはずの今日と、まだ来ていない明日のこと。
静かな夜ほど、頭の中はにぎやかになる。
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トイレに行きたくて目が覚めたのか。
目が覚めたからトイレに行ったのか。
その違いはよく分からない。
ただ、夜中に起きてしまったという事実だけが残る。
そしてまた時計を見てしまう。
「あと何時間しか眠れない」
そう思った瞬間から、ますます眠れなくなる。
そんな経験をした人もいるかもしれない。
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最近は睡眠に関する情報もたくさんある。
途中で起きないほうがいい。
朝まで眠れたほうがいい。
そんな言葉も目にする。
確かにそうなのかもしれない。
でも、人の眠り方はそれぞれ違う。
若い頃と同じ眠りを求め続けることが、自分を苦しくしてしまうこともある。
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夜中に目が覚める日がある。
トイレへ行く日もある。
眠れないまま朝を迎える日もある。
そんな日があってもいいのかもしれない。
毎日完璧に眠れる人なんて、案外少ない気がする。
大切なのは、眠れなかった自分を責めないことなのかもしれない。
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窓の外は静かなまま。
街灯の光がカーテンの隙間から少しだけ入ってくる。
布団の中で深呼吸をする。
眠れなくてもいい。
焦らなくてもいい。
そう思えた夜は、不思議と少し気持ちが軽くなる。
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朝まで眠れる夜もある。
途中で目が覚める夜もある。
どちらも今の自分の眠りなのだと思う。
眠りの形は少しずつ変わっていく。
それは悪いことではなく、ただ変化しているだけなのかもしれない。
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大切なのは、眠りを無理にコントロールすることではなく、
今の自分を静かに受け入れること。
今夜もし目が覚めたとしても、
それはそれで一つの夜。
そんなふうに思えたら、少しだけ気持ちが楽になるかもしれない。
夜中に目が覚めることは、年齢とともに気になり始める人も少なくありません。
もし、
「なぜ起きるのだろう」
「どんなことが関係しているのだろう」
と少し整理してみたくなったら、こちらの記事も読んでみてください。
原因として考えられることや、無理のない向き合い方について、一つひとつ整理しています。
▶ 夜中のトイレで目が覚める|50代に増える中途覚醒との関係
