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🎵満たされない朝に流す理由|Calm-Strength Music

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Calm-Strength Music

── 50代で聴くサティスファクション──

1. 反抗の歌だと思っていた頃

朝、特に理由もなく
(I Can’t Get No) Satisfaction を流した。

爆音でもなく、
小さめの音量で。

窓から差し込む光は柔らかく、
キッチンにはコーヒーの匂いが残っている。

あの有名なギターリフが、
いつもの部屋に広がる。

若い頃は、
この曲を「反抗の歌」だと思っていた。

世の中に対する不満。
大人への苛立ち。
テレビや広告への皮肉。

満たされないことそのものが、
エネルギーだった。

不満を持っている自分は、
まだ何者かになれる途中だと
信じていたからだ。


2. 解決しないまま、曲は進む

でも今は違う。

この曲は、
ただの反抗ではない。

解決しない歌だ。

“I can’t get no satisfaction”

満たされない。
何度言っても、満たされない。

それでも、曲は止まらない。

文句を言いながら、
ちゃんと進んでいる。

叫んで終わるのではなく、
繰り返しながら前へ進む。

愚痴をこぼしながら、
リズムは崩さない。

人生も、
案外そういうものかもしれない。


3. 50代の「まだ足りない」

50代になると、
「もう十分だろ」と言われる年齢になる。

夢も現実的に。
怒りも控えめに。
欲望もほどほどに。

そうやって、丸くなっていく。

でも本当は、
まだどこかで思っている。

「こんなもんじゃないだろ」

と。

それは無謀でも若作りでもない。
ただの人間の本音だ。

この曲のギターリフは、
決して美しくない。

引っかかる。
繰り返す。
少し乱暴だ。

でも、それがいい。

人生だって、滑らかじゃない。

同じ場所を回っているようで、
少しずつ前に進んでいる。

満たされないのは、
止まっていない証拠だ。


4. 満たされないまま、生きていく

朝のキッチンで、
コーヒーを飲みながら思った。

「まあ、まだ足りないな」

でもその一言に、
絶望はなかった。

むしろ少し、笑っていた。

足りないなら、
まだ伸びしろがある。

満たされないまま、生きていく。

それは敗北じゃない。

それは、
まだ終わらせないという選択だ。

サティスファクションは、
手に入らなくていい。

求め続けている自分が、
ちゃんと生きている。

それで十分だ。

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