
こんにちは、ぼくです。
今日は休み。
朝から家でブログ制作に集中していたのですが、ふと外を見ると、空はどんより曇り空。
「今日は一日、家で過ごすかな…」
そう思っていたのですが、昼を過ぎて空から一筋の光が差してきたんです。
「せっかくだし、少し出かけてみよう」
そんな気持ちに背中を押されて、自転車を引っぱり出しました。
35℃の猛暑、でも風が気持ちよかった
玄関を開けると、そこには想像以上の青空と、むわっとする熱気。
思わず
「暑っ…!」
と声が出たくらい。どうやら外は35度を超えていたようです。
でも、風があって気持ちが良かった。
行き先は決めず、気ままにハンドルを握って走り出すことにしました。
海岸線へ向かって──風と、砂と、夏の人々と
海岸線を目指して10分ほど走ると、電光掲示板に【強風注意】の文字。
「まあ、いけるだろう」
と進んでいくと、案の定、海が見えたあたりから猛烈な風。
砂がビュンビュン飛んできて、柵の外にいたら顔中ザラザラになっていたはずです。
それでも、風に吹かれながら自転車で走るのは、なんだか心が洗われるような気持ちになります。
夏の海岸は人でにぎわっていました。
家族連れ、カップル、学生っぽいグループ──その笑い声を横目に、ぼくは一人、東へ進路を取ります。
思い出の道に、たどり着いた
市街地に入ると、風は収まりました。
しばらく走っているうちに、ふと左折した道が、かつて自分がよく通っていた道だと気づきました。
左手には、昔から変わらない工場の建物。
さらに進むと、かつて通っていたコンビニ、レンタルビデオ店のあった場所には、おしゃれなマンション。
「このあたりも、すっかり変わっちゃったな…」
胸の奥に、なんとも言えないノスタルジーがこみ上げてきました。
あの頃のぼく──20代前半
30数年前。
ぼくは高校を卒業して進学も就職もせず、週に1回だけ専門学校に通いながら、バイト生活をしていました。
そこのバイト先で知り合った仲間たちとは、年齢も近いせいかすぐに意気投合しました。
休みが合えば、夜通しドライブしたり、カラオケで流行りの曲を熱唱したり。
ひとり暮らしの仲間のアパートで、朝まで「桃鉄」で盛り上がり、近所に怒られたこともありました。
だけど、
「あれはあれで楽しかったな・・・」
お金もなければ、将来の計画もなかった。
それでも、ただ毎日をおもしろおかしく暮らしていた。
今のぼく──50代半ば
振り返ってみると、今のぼくには、
- 車もない
- 飲みに行く友人もいない
- お金も少ない
- 老後の不安が尽きない
- そして、仕事に行くのがつらい毎日
でも、あの頃の“何も持っていなかった自分”にも、
今の“いろんなものを抱えている自分”にも、確かに「ぼく」が存在している。
30年後、ぼくはどんな顔をしてるだろう?
30年後──
生きていれば、ぼくは80代半ば。
今日、こうして自転車に乗って懐かしい道を走ったことを、
「あのときの自分、あんなこと考えてたんだな」
って、笑って話せるような自分でありたいなと思いました。
おわりに
ここまで読んでくださって、ありがとうございました。
思いがけず、30年前の思い出と今の自分を重ね合わせる時間になりました。
そんな日も、サイクリングがくれたご褒美なのかもしれません。
💬 コメント欄で、あなたの想いも教えてください。
🍵 今日も本当に、お疲れさまでした。
「30年前のぼく」へ。
今もちゃんと、生きてるよ。
※この記事の本文は筆者が執筆した実体験・感想をもとにしており、読みやすさ・構成の整理のため、AIによる文章補助を一部使用しています。
内容に関する最終的な責任は筆者にありますが、文脈や表現の一部にAI由来の再構成が含まれる可能性があることをご了承ください。